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2013年の製薬業界コラム 未来図MRを振り返る

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[ 2013年12月19日(木) ]

早いもので、気がつけば今年もあとわずか。
今年は世の中的にも様々な出来事がありました。このコラムでも様々な話題を取り上げました。

大局的には、パテントクリフの影響下、外資系新薬メーカーが相次ぎ日本市場に参入。厚生労働省ではiPS細胞の臨床研究が初めて承認されたほか、新しい後発薬普及ロードマップの策定が進みました。さらに、安倍内閣では日本版『NIH』設立の動きが加速…。まさに激動の1年となりました。

各社の競争が熾烈する中、日本の国内企業も様々な施策を講じました。エーザイは経済界で今年注目を集めた『ビッグデータの活用』を精力的に実行。武田薬品工業は、ジェネリック医薬品に本格参入したほか、年末には同社初の外国人社長を起用するなど、大胆な人事に打って出ました。

その一方、MRを取り巻く環境も刻々と変化。MR訪問規制の強化や、eディテーリングの登場等で、より専門性が求められる流れになってきたと言えそうです。
MRの総人口は横ばいながらも女性MRは増加するなど、各社のダイバーシティ制度への取り組みの表れか、MR構成人数にも変化がありました。

MRの採用面では下記のようなトピックスも。
「タバコを吸うMR(医薬情報担当者)は不採用?」喫煙が製薬企業の転職で不利になる時代

他にも、今年は下記のような話題がありましたね。

 

来年、2014年は果たしてこの業界にとって、どのような年になるのでしょうか。
少し早いですが、今年も未来図MRをお読み頂きありがとうございました。
それではみなさん、良いお年を。

(文・栗山 鈴奈)

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