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コントラクトMR は5年で2.5倍増、その重要性が強まっている

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[ 2015年07月09日(木) ]

コントラクトMR は5年で2.5倍増、その重要性が強まっている製薬メーカー各社がMR(医薬情報担当者)の増員を抑制する中、コントラクトMRが今、増えています。

日本CSO協会(JCSOA)の発表によると、日本CSO協会会員社のコントラクトMR(CMR)は、2009年時点で1769人でした。それが2012年にはほぼ倍増の3365人、2013年10月に3551人となり、2014年10月には、4168人と初めて4000人を越えました。

コントラクトMRが所属するCSOを活用する企業も、当初52社だったところから、昨年には84社へと増加。「外資系メーカーでの活用数が全体の6割近くに達するまで増えた」(日本CSO協会(JCSOA)の清水昇会長談・ ミクスオンライン2014/04/13より)ということに加えて、内資のメーカーでも活用が進んでいると言われています。

パテントクリフを受けて経営構造の改革が進む製薬業界では、かねてより他業界同様、業務の効率化・アウトソース化が進んでいました。中でもCSOへの外注化がここ数年でより加速した背景について、同じくミクスオンラインでは次のように語られています。

「糖尿病治療薬のSGLT2阻害剤や経口C型肝炎治療薬などの新薬上市に伴う需要の増大と、CSO活用企業の裾野拡大の二つが要因となり、CMR数が大幅に増加した」(同上)

これまで、CSOを活用する目的は、主力品強化やメーカー側のMRの欠員補充、新薬上市に加え、非注力品のカバーやジェネリック普及など多岐にわたるものでした。ですが近年、ジェネリックや非注力品カバーを目的とした企業は減少傾向にあると言われています。

「大型新薬上市に伴う需要の増大と、CSO企業の裾野が拡大したのが背景にあるとみられる」薬事日報2015年2月5日

「CMR全体では、「主力品強化」を活用目的としているのが71.3%。ジェネラルMRとして活動するのが45.7%と約半数、専門MRも29.2%に上る」ミクスオンライン2014/04/09

総合すると、コントラクトMRの役割は以前よりも重要味を増していると言えるでしょう。

2015年には歯止めがかかると言われていたものの、依然として続く、コントラクトMRの増加トレンド。 最初にご紹介したミクスオンライン2014/04/13の記事の中では、日本CSO協会(JCSOA)は2015年末にはコントラクトMR数が5000人を越えると予想し、その上で、「15年は、医療機器会社なども含む活用企業数と1社あたりのCMR活用数のさらなる増加で、CMR数の大幅増が続くとの見方を示した。そのため2020年ごろには8000人程度(10~12%)になると予想した」とされています。

CSOにとっては、追い風となる時代の流れ。アウトソース化が進み、より専門性を帯びていくコントラクトMRの役割を鑑みると、CSOに身を置くことは、以前よりもずっとMRとしてのキャリアの安定に繋がりやすくなったと言えます。

(文・須藤 利香子)

 

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