大鵬薬品工業の年収・採用・求人情報｜MRの転職・求人情報サイト【MR BiZ】

大鵬薬品工業は、大塚ホールディングス傘下の製薬企業。「チオビタドリンク」「ソルマック」「ハルンケア」といった一般向け製品でもお馴染みですが、医療用医薬品では「がん」「免疫・アレルギー」「泌尿器」の領域に強みを持っています。

特に力を入れているのは、がん領域です。「ロンサーフ」「ティーエスワン」「アブラキサン」といった抗がん剤のほか、がんの副作用で起こる吐き気を抑える「アロキシ」や、がんによる痛みを緩和する「イーフェン」など幅広い製品をラインナップ。イリノテカンやゲムシタビンなど、標準的に使われる抗がん剤の後発医薬品も扱っています。

なかでも、「ロンサーフ」は、従来の抗がん剤による治療が効かなくなった患者に対する治療選択肢として注目され、売り上げも好調。16年度には看板商品の「ティーエスワン」を抜いて、大鵬薬品工業の最主力製品になる見込みです。

また、がん領域で最近注目されている免疫チェックポイント阻害薬では、MSD（米メルクの日本法人）が申請中のペムブロリズマブで、MSDとのコ・プロモーション契約を締結。同薬は大型化が期待されており、大鵬薬品工業の業績にも大きく貢献しそうです。