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バクスター

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バクスターについて

バクスターは、腎不全・血友病・輸液・麻酔・疼痛管理の領域で製品を展開しているグローバル・スペシャリティファーマであるBaxter International Inc.の日本法人として、1969年に設立されました。アメリカにある本社は1931年に輸液メーカーとして設立され、1956年に世界で初めて血液透析の製品化に成功しました。現在、世界110ヶ国以上で医療用ヘルスケア事業を展開しています。

なお、Baxter International Inc.は2015年を目処に、血友病やその他免疫疾患の治療薬の研究・開発を行っているバイオ医薬品事業と、腹膜透析製品や薬剤投与関連製品などを扱っているメディカルプロダクト事業という自社の2つの主力事業を、それぞれ分社化する予定です。

 

バクスターの強みは、腎不全治療領域と血友病治療領域の2領域です。腎不全治療領域では特に、腹膜透析におけるリーディングカンパニーとしての地位を確立しています。

腹膜透析とは、腎不全患者の在宅での治療を可能にする画期的な治療方法です。バクスターは、1978年に世界で初めての連続腹膜透析の実用化に成功して以来、腹膜透析液とCAPD(連続携行式腹膜透析)製品のシェアを拡大し続けています。

腹膜透析を必要とする患者は、高齢者や糖尿病患者の増加に伴い、近年更に増えてきています。バクスターは多種多様なニーズに応えるべく、一晩中透析液の交換が必要ないシステムや、手先が不自由な患者でも一人で腹膜透析を行えるようなシステムを開発。今ではグローバル・日本国内共に、腹膜透析製品のトップシェアを獲得する企業として知られています。

 

血友病治療領域では、他社製品に比べて副作用が少ないなどの特徴を持った血漿たん白製剤「アドベイト」「ファイバ」「ガンマガード」を展開しています。主力製品は、動物由来物質を使わずに開発された「アドベイト」です。バクスターが60年以上培ってきたバイオテクノロジーに関する知識を活かし、独自の遺伝子組み換え技術を用いて開発された同薬は、感染症のリスクが非常に少ないため血友病A患者から支持されており、市場では6割近いシェアを占めています。

バクスターは今後、この血友病治療領域に注力し、シェアを更に伸ばしていく方針を打ち出しています。

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バクスターのパイプライン情報

最終更新日 2013/10/04 17:07

診療科名 治験薬記号(一般名)
および剤型
有効成分の
承認状況
予定される効能又は効果、
対象疾患名および症状名
開発段階 その他
国内 海外
その他BLR-250/350既承認腹膜透析液承認販売自社品
その他BAX 111未承認フォンビルブランド病第III相第III相自社品
その他BAX 326未承認血友病B第III相承認自社品

会社について

2017年5月更新

会社名 バクスター株式会社
本社所在地 〒104-6009 東京都中央区晴海一丁目8番10号 トリトンスクエア・オフィスタワーX 9階
事業内容 透析製品、薬剤投与システムの輸入、製造、販売、アフターケア
代表者名 アニシュ・バフナ 設立年月日 1969年3月27日
市場名
従業員数(単独) 従業員数(連結) 48,000名
平均年齢 平均勤続年数
特徴 世界で初めて血液透析を製品化、連続腹膜透析でも世界初の実用化に成功した、世界的米系ヘルスケアカンパニーの日本法人。腹膜透析、血液透析、急性血液浄化治療にかかわる透析製品事業分野、ホスピタルプロダクト事業分野を中心とした医薬品、医療機器のリーディングカンパニー。
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