テバ製薬の年収・採用・求人情報｜MRの転職・求人情報サイト【MR BiZ】

テバ製薬は、イスラエルに本社を置く世界第1位のジェネリック医薬品メーカー・テバ製薬産業グループの日本法人。興和株式会社との合弁によって設立された興和テバ株式会社と、テバ製薬産業グループの完全子会社となった大洋薬品工業株式会社との統合再編成によって設立されました。主要子会社に、大正薬品株式会社があります。

テバ製薬の強みは、生産している医薬品の品目数です。自社の医薬品だけで約600品目あるほか、約60社からの受託生産分も含めると全部で1000品目以上の医薬品を生産しています。この品目数は日本国内トップ。また、グループ全体が持つ、仕入れ・製造に関する太いネットワークを全て利用できる点も強みの1つ。原料を多く仕入れ、大量生産することができるためにコストダウンが図れ、他社製品と比べて低価格な単価を実現。価格競争が非常に重要な要素となってくるジェネリック市場において、低価格製品を生み出せる仕組みがあるという点は大きな武器です。

上記に挙げた「品目数」「低価格化」という2つの強みを持ち、世界の全製薬メーカー（新薬メーカーも含む）中第11位の売上をあげているテバ製薬は、今後日本でのシェア拡大に注力していく方針を掲げています。
世界で第2位の医薬品市場であり、後発医薬品の普及を政府が後援している日本は、ジェネリックメーカーにおいて重要な市場。テバ製薬は日本での売上伸長のために人材育成計画や組織構造改革などを打ち出したほか、オンコロジー・肺高血圧症・中枢神経・呼吸器といった各領域にそれぞれ専門MRを配置するといった、販売体制を強化する動きも見せています。
現在は日医工株式会社と沢井製薬に続く日本国内ジェネリック市場第3位のシェアを、2018年までに国内1位まで引き上げることが目標です。