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ついに訪れた“MR減少時代”、生き残っていくためには?

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[ 2016年08月04日(木) ]

MR認定センターの「2016年版 MR白書」が公開されました。ついに訪れた“MR減少時代”、生き残っていくためには?

それによると、2015年度のMR数は6万4135人で、前年度に比べて522人(0.8%)減少。2014年度も前年度比で1095人(1.7%)減っており、初めて2年連続の減少となりました。

MRの減少トレンドは、これからも続いていくのでしょうか。8月1日のミクスオンラインは、

「生活習慣病等の大型製品が減る一方、後発医薬品(ジェネリック)の市場浸透加速で、外資を中心とした新薬メーカーが組織サイズの最適化を図る中で営業組織の見直しを進めたことに伴い減員になっているとみられる」

と書いています。こうした傾向はこれからますます強まると考えられ、本格的なMR減少時代がやってきたと考えておいた方がよさそうです。

そこで気になるのが、MR採用の今後。MR白書によれば、新卒採用を行った企業は半数を下回った一方、中途採用は6割を超える企業が実施。前年度と比べると、新卒採用を行った企業は減りましたが、中途採用を実施した企業は増加しました。

こうした数字から、新卒採用は控える一方で、即戦力となる人材を中途採用で確保しようという製薬企業の姿勢が見て取れます。小野薬品工業が免疫チェックポイント阻害薬「オプジーボ」の情報提供強化のために専門MRを大幅に増員したように、専門MRに対するニーズは今後も高まっていくでしょう。

MR数が減少に向かう背景には、ミクスオンラインが指摘するような市場環境の変化に加え、医療機関の訪問規制強化やITの普及などにより、MR業務自体が変わりつつあることもあります。

MR減少時代で生き残っていくためには、専門性に磨きをかけるとともに、新しいMR業務のあり方を見出し、実践していくことが重要と言えそうです。

(文・前田 雄樹)

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