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「MRでない人」が担う医療機関・薬局への情報提供

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[ 2018年06月27日(水) ]

薬価引き下げや後発医薬品の普及などで、「MRでない人」が担う医療機関・薬局への情報提供営業体制の見直しが急務となっている製薬企業。MRの減少が続く中、それに拍車をかけかねない新たなサービスが登場しました。

MRでない人が医療機関や薬局への情報提供を担う「CSR(カスタマーサービスレップ=顧客サービス担当者)」を始めたのは、人材アウトソーシング事業を手がける「フィールドマーケティングシステムズ」(東京都中央区)と、医薬品メーカーのセールス・マーケティング体制のコンサルティングを得意とする「アラトループス」(東京都渋谷区)。

CSRサービスでは、MRではない人材が医療機関や薬局を巡回し、医師や薬剤師に患者指導箋(薬の服用方法を記載した説明資料)や疾患啓発資料を提供。自社製品の情報提供や情報収集を行うMRと訪問先や役割を分担することで、効率的な営業体制の構築につながるといいます。

両社によると、CSRが特定の訪問先や疾患領域を担当することで、MRは新薬など売上拡大が期待できる製品や重点領域の情報提供に注力することも可能に。メーカーからの引き合いも増えており、今後利用は急拡大していく見通しといいます。

MR認定センターのMR白書によると、国内のMR数は2016年度まで3年連続で減少。16年度は前年比950人減となりましたが、業界関係者からは相次ぐリストラの影響で17年度は2000人近く減少したのではないかとの見方も出ています。

今回のサービスによって、MR減少のペースは早まるのか。引き続き各社の動向に注目です。

(文・前田雄樹)

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